相手の気持ちを考えるって?

まず、訂正すべきは…

前回のブログに書いた中で、ケンカしてる相手が「事実と感情を分けろ」と言った、というような事を書いたが、以前そう言われたように思い、そうする努力をした。私なりに実行すると話し合いは上手く行くのだけど自分の感情が置いてけぼりで、困ったな…とか感じていたんだけど、どうやら私の理解不足だったようで。

彼がどういう言葉で伝えてくれたか再現ができないのだけれど(聞いてないわけじゃない、覚えてなくてゴメン)、「"事実と感情を分けて考えてと言われた"とあなたは度々言うけど、なんか違う」みたいなことを言われた。「そうは言っていない」と。彼が言いたいことを私は理解できていなかったみたい。

勘違いのまま努力して、なんだが自分を大事にできてないとモヤっとしたりして、で、爆発して声を荒げてしまった。

 

今回話をしてわかったことは、もっと前提の「どういう考えを持っているか」から話す。そうすると相手を困らせない。

 

相手を困らせているのは自分なのに、原因を作った自覚がない。なのに、相手の困惑やイライラを私は妙に敏感に感じ取ってしまう。そして、自分が不安になったり、場合によってはイライラしたりする。

そして今回はケンカになってしまった。

 

ケンカの相手が私のブログの内容を読んで、「あなたの言葉の理由がわかった。お祝いの意味があったことや、迷って選んだことを知らなかった。それを知ったら、言われた事が理解できた」みたいな事を言った。(彼の言ったニュアンスを書いたつもり)

 

自分の当たり前は、相手には通じない。

自分が頭の中でいくら考えた行為でも、相手はそれを汲み取れない。

お互いに。相手と私を同じと思っちゃいけない。丁寧に優しくいたい。

 

私も、今回、話を聞いて、あ~そんなにも感覚が違うのか…ごめん。てなった。自分の思い込みの強さと、相手の気持ちを考えられない想像力の乏しさ(もしくはズレ)を痛感した。反省だわ。

 

あと、めちゃくちゃ疲れてるのってダメだね。そういうときこそ、自分に対して気をつけないと。

 

 

 

 

どうしてこうなってしまったのか

なぜ謝れなかったのか
相手に嫌な思いをさせたということへの想像ができていなかったのだと振り返る。
今までもこうやって人を傷つけ怒らせてきたのだろう。
それを繰り返さないために、コミュニケーションの方法を学ぶために心療内科に通院しようと考えていたのに、それも忙しいふりとお金ないの理由をつけて、ストップしている。
何をやっているんだ。


なぜ謝れなかったのか、言い訳。
腑に落ちていないのに、謝罪を求められた。
もしここで相手がほしい言葉を言ったとして、また同じような事を私がしてしまった場合、相手に「前回の事は理解していなかったのか、言うだけ無駄だった」と思わせ、相手を落胆させる。(事実、そのようなことを同じ相手に以前言われてひどく落ち込んだ)
そして私は私でどうしてこうなるのかがわからないし、どうしたらいいかがわからないから、辛くなる。

相手からしたら、「説明した通り、この点がこうで結果がこうなった」と明確で、それはわかりやすく正しいと思う。
私がいつも思うのは、↑で言っていることは理解できる。ただ、そこには私の考えや、どうしてそう思ったのかの背景や気持ちの部分が置き去りになっている。相手とは起きた事実に対しての経緯が違う。

相手からすると「感情と事実を分けなさい」そして「事実の点で今は話している」という状況なのだろうけど、これをすると、一番最初に書いたことが起きる。
時間を経て、繰り返すことにより問題が深刻になっていくと思う。

前に同じような流れで(むしろもっと直接的に)「謝って」と言われ、言われた通りに「これこれこうですみませんでした」と謝ったことがある。その場では、これで終わり!と、その後、明るく振舞ったが、かなり傷ついた。


今回、相手に「これが嫌だった、でも自分もこうだった、だからごめん。あなたは?」と言われたとき、以前の謝罪のことが鮮明に思い出されて戸惑った。
そもそも、謝る準備ができてない。まさか、自分のターンが来るとは思ってなかったし。もう少しゆっくり理解させてくれないと、自分の言動を振り返らさせてくれないと、何が何だかわからない。

どうしたらいいのかがわからない。

 

私の悪い部分が凄く出たやり取りだったと思う。相手に責められていると思い込み、保身の為に相手を威圧し攻撃するような態度や言動があった。

そうしようと思ってやったわけではない。頭に血が登ってそうなってしまった。冷静でいられるようにしないと、大切な人が離れていってしまう。


展示があり、ここ数日、すごく頑張った。人と会いすぎて、ずいぶん疲れてしまっていた。
展示の搬出を終え、デパートの地下でどれにしようかとすごく迷って迷って考えて、何周もして選んだお惣菜。凄く楽しみにしていた、にぎやかで贅沢な食卓、自分へのご褒美の食事。

食事中にケンカになったから、少し食べただけで全部捨てた。

あれもこれも楽しみにしていたのに。どんな味がするかワクワクしていたのに。ひとくち食べたのが美味しくて、それを「これ美味しいよ」と言って一緒に食べたかったのに。

 

 

 

展示の件で気が張っていたので、緊張の糸が切れかけている。ここでガタガタっと崩れたら自分を制御できない落ち込み方をしてしまうだろうから、どうにかしないと。

 

スピーチ全文

作品制作をしている。

公募展に出した作品が最高賞を受賞した。

それにあたり、先日、授賞式でスピーチをした。

何日も前から合間で考えてはいたもののまとまらず、結局ほぼ徹夜で仕上げたスピーチ全文である。

 

この日、炉端焼きの居酒屋でひとり祝盃をあげながら、振り返った。

激スラッシュに挟まれた部分がオリジナル

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ご紹介いただきました(作家名)です。

本日は、このような表彰式を催していただき、誠にありがとうございます。

 

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受賞の知らせを聞いたとき、頭にはお世話になった方々の顔が浮かび、沢山の方に支えられて生きてきたのだと今、実感しております。

その皆様にご報告できたことが今回の受賞において何よりも嬉しいことでした。

この栄誉は、先生のご指導と、家族の支え、そして、今までお世話になった方々が見守り続けてくださったおかげです。本当に心から感謝を申し上げます。

 

希望が持てず何もかもが嫌になった時期があり、そのときには自分が独りきりのように感じていましたが、

たくさんのおめでとうの言葉と、報告を喜んでくれる声で、私のそばに居てくれるたくさんの人の存在に気づきました。


このことは今後、辛いことがあっても

振り返ったときに私自身を支えてくれるように思います。


2年前の伝統工芸展の本展に応募した作品が選外となり、講評会でいくつもご指摘をいただきました。あまりの悔しさと恥ずかしさで涙を我慢できませんでした。そもそも、工芸会の研究会員会として所属しておりますが、自分の意識の低さを痛感いたしました。

今回の作品については「指摘されたことを全てクリアし完成させる」、意識の面では、冗談でも「趣味の延長でやってます」なんて言わない!と決めて、取り組みました。

明確に「できた」を積み重ねて作る作業は、気持ちの良いものでした。

作品への挑戦以外にも、受賞を受けて取り組んだことがあります。初めて名刺を作ったり、話し方や手紙の書き方を勉強したり、母に今日の着物をお願いし着付けを教わったり、このスピーチもなかなかまとまらなくて大変でしたが学ぶ楽しさを感じ、充実しております。

 

工芸会に所属していなければ、制作と発表が実現せず、学びの機会に出会えないままでいたかもしれません。もっと時間が欲しいと思えるほど、生きることに前向きになれたのは大袈裟かもしれませんが、工芸会のおかげです。

これから、工芸会の中で何ができるかを考え、未来に繋がる中の一員として、学び、恩返しをしていきます。

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長くなりましたが、この様な素晴らしい賞を頂戴したことは、暖かい激励とこれからへの期待が込められているものだと思い、気持ちを引き締めております。皆様の期待に応えるためにも、これからも精進して参ります。今後ともご指導賜りたく、宜しくお願い申し上げます。本日はありがとうございました。

うまくできた

電車通勤をしている。乗り換え含め40分くらい。なので、できるならば座りたい気持ちはある。

 

席が空いて座ったらまずは立っている人の鞄の辺りを見渡す。ご老人と具合の悪そうな人にも注意する。あと、子どもも。

 

今日の帰り、空いた席に座って↑に書いたそれをして、見当たらないので、このまま…と思いきや、目の前の女性が鞄を持ちかえたらヘルプマークが現れた。

心の中で練習してたら3テンポぐらい遅れたけど、「よろしければ、お掛けになりますか?」と尋ねて、席を交代した。

 

この間は満員電車で、制服を着た小学生が目の前に立ったので、吊り革ギリギリだし声をかけたら怪訝気な顔で断られた。

余計なお世話だったなぁと。あちゃー😓ってなった。

 

 

どこで、はぐれるのか

家を片付けるのが苦手で、特に自分の部屋となると散らかる。

昨日、見ないふりが通用しなくなった衣類の山を片付けた。

グレーから黒(着用の具合)の衣類を今朝慌ただしく洗濯し、先程取り込んだ。


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畳みたかったが、干してあった靴下全てが片方だった。

2軍の靴下。

 

新しい靴下欲しいな。可愛いやつ。少し値段のするやつ。

 

(((布団の中で靴下脱ぐのって、最高に気持ちいい)))

人のペースに合わせてしまうから

先日夫がコロナ陽性となり、都の指定した宿泊療養施設に入っていた。

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カントリーマアムが好きな夫に、私の似顔絵とひと言を書いて持たせた。少しでも楽しい気分になれば良いなと思って。

 

私は5日間一人暮らしをすることに。濃厚接触者として最初の3日間家に篭もった。仕事にも遊びにも行けない。それがとても良かった。他者や外の事と関わるという選択肢が無くなると、自然と意識が内に向く。

ラジオ聞いたり、制作したり、掃除したり、ゴミを捨てたり、模様替えしたり、植物の世話をしたり。

生活が自分だけになり、私に対して自然な行動ができていた。

 

普段は「やらなきゃ」に囚われ、できていないと苦しくて、それが常態化し、ネガティブなものになってしまう。

私は自宅で作品制作をしたりしなかったりしてる。本当はもっともっとすべきなのに…と心の重荷になるくらい気持ちと行動のバランスがとれていない。

 

 

完全に自由な時間ができたとたんにネガティブなものがひっくり返って「やりたい事」となり、取り掛かれた。

 

とても気持ちのいい時間だった。

 

 

 

 

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自宅待機が終わり出勤した日。
帰りにメダカを買う為に遠回りして歩いた。

少し雨の降る隅田川。たっぷりの水が波打って流れていた。それが凄く恐かった。たぶん私、水が怖いんだと思う。たっぷりの水恐怖症。


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隅田川沿いをかなり歩いたのだが、橋が綺麗だった。

あと3本ほど通ったのも写真撮っておけば良かったな。

黄色っぽい光は、暖かく安心感がある。

 

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邪悪な雰囲気のスカイツリー。雲の中に入り見え隠れし、綺麗だった。